先日、ECサイトのオーナー様や運営者様が集まる会合に出席させていただきました。
いろいろ情報交換をさせていただいたのですが、印象的だったのが まだまだ『LINE ID連携』という言葉を知らないECサイト運営者様が多いなということです。
ただ、お話してみると内容をご存知の方が多くて
ヤマトのあれでしょ?あれサイトに導入できたら良いよね!
簡単にできますよ♪
そうなの!?
LINE ID連携を実際使っているサイトさんはどんな感じで活用してるの?
効果は得れてるのかな?
根掘り葉掘りと質問攻めにあいましたw
そこで今日は、先日からシリーズでお届けしている『年商15億円のECオーナーT社長に聞いてみた』コーナーで、ちょうどなぜLINE ID連携を導入したのか?や、導入した結果どのような効果があったのか聞いていたので、T社長のお声も混じえて詳しくお届けしたいと思います。
記事の内容
- LINE ID連携をECサイトに導入してみた結果
- ECサイトにヤマトのあれを導入する方法
LINE ID連携をECサイトに導入してみた結果
T社長はECサイトにLINE ID連携されていますが、なぜ導入しようと思われたのですか?また、導入してみてどんな結果が得れましたか?
そうですね、LINEを選んだのはユーザー数が多いから、導入した結果は費用対効果が高いですね。
詳しく聞かせてください。
LINEを選んだのはユーザー数が多いから
まずSNSログインと言えばFacebook・Twitter・LINEなどいろいろありますが、FacebookやTwitterは利用者数が停滞もしくは衰退していると言われています。
しかし、LINEは年々ユーザー数を伸ばしていて これからもまだ増えると思います。なので、今 導入しておかないとマズイなと思いました。
なるほど、確かにLINEの公式資料によると2019年4月の時点で国内の月間アクティブユーザー数は8,000万人を突破したそうです。
アクティブなユーザーってところがすごいですよね。
また、スマホユーザーのLINE利用率も高いようですね。
出典:LINE公式サイト
LINE ID連携を導入した結果は、費用対効果が高いです
LINE ID連携を導入した結果について、費用対効果が高いというのはどういうことでしょうか?
LINEのID連携をしていただく際に「お友だち登録」も一緒に促すことができます。「お友だち登録」してもらうということは、メールアドレスを登録してもらったと同じ意味合いになります。
キャンペーンなどを使い戦略的にID連携&お友達登録を促した結果、メルマガだけを発行していた時よりも、LINE ID連携を導入した方が費用対効果が大きいですね。
メルマガの不達率が下がり、開封率が上がった
メールマガジンを配信する際、一度に配信する数が多ければ多いほど迷惑メールフォルダに届いてしまう可能性が高まり、届けたい情報が届けれなくなることが増えていきました。
また、普段メールは頻繁に使わないというエンドユーザーも多いようで、メールの開封率を上げたいなという悩みがありました。
その点、LINEは生活の一部になっている方が多く、直接スマホに情報を届けることが可能になり、開封率も格段に上がりましたね。
今までは、メルマガの不達率を下げるため専門業者と契約していましたが、そのコストも下げることもできました。
オペレーションコストを下げ、顧客満足度が上がった
問い合わせに関しては、電話での問い合わせよりLINEでの問い合わせ件数が上回りオペレーションコストを下げることができました。
電話対応ですと、お客様を特定するため個人情報を伺ったり注文No.を伺ったりと、どうしても1人のお客様にかかる時間が長くなってしまいます。
その点、LINEですと個人情報や購入した商品などは画面で確認ができ、テンプレートで返信できる内容も多いので、圧倒的にオペレーションコストが下がりましたね。
また、お客様が普段使っているLINEにメッセージを送れるというメリットは非常に大きく、基本的にメッセージは見ていただけることはもちろんのこと、返信もスムーズにしていただけるのでコミュニケーションが取りやすく、お客様にも満足いただいてますね。
それは、かなり大きなメリットですね!
自社のコストが下がるも嬉しいですが、お客様が喜んでくれるのはもっと嬉しいですね♪
私も電話で待たされるのがすごく嫌いなので、LINEにメッセージが届くと好きなときに確認できて嬉しいです。
ECサイトにヤマトのあれを導入する方法
冒頭でお伝えした通り『LINE ID連携』という言葉を、まだ知らないサイト運営者様は多いものの『ヤマトのあれ』というと「あ~あれね!」と言われる方がたくさんいらっしゃいました。
ECサイトに、『ヤマトのあれ』つまり、LINE ID連携を導入するには、お使いのショッピングカートがLINE ID連携に対応している必要があります。
もしくは、外部サービスを利用するか、システム会社に依頼して独自開発してもらうかのいずれかになります。
WooCommerceをご利用の場合
WooCommerceは元々LINE ID連携に対応していなかったのですが、T社長と共同開発させていただき、当サイトでプラグインを販売しておりますのでWooCommerceをお使いの方は、すぐに導入していただけます。
T社長のサイトでは、1日に数千件の注文が入りますので、導入後は改善と検証を繰り返し、より実践的なプラグインとなっております。
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WooCommerce以外をご利用の場合
- お使いのカートがLINE ID連携に対応しているか確認
- 外部サービスを利用する
- システム会社に依頼して独自開発
いずれかの対応となります。
というわけで、次回の記事ではLINE ID連携に対応しているカートと、外部サービスをご紹介いたします。
また、私がユーザーとして使ってみた感想もお伝えしようと思っておりますので、楽しみにお待ちくださいましたら嬉しいです♪
それでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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